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S.ソロンゾンボルド著『13世紀のモンゴル音楽』

S.ソロンゾンボルド『13世紀のモンゴル音楽』(С.Соронзонболд, Монголын хөгжим(ⅩⅢзуун), Улаанбаатар, 2008.)

まえがき
 本書は何か他の目的のためや、義務的に書かれたものではない。しかし2005年にドイツのボンで行われた「チンギス・ハーンとその遺産」展の関連行事として開かれた学術会議で、私はドイツの研究者U.B.バークマンの要請を受け、「13世紀のモンゴル音楽」という題で発表を行った。その時発表で使う資料を探すのに、S.バドラル博士、僧侶のG.プレブバト氏のご厚意を頂いた。ちなみに資料探索の過程で、黒スルデ祭祀の3つの旋律を発見し、それに着想を得て《帝王の威光の源》という合唱曲を作曲した。上記の発表は本書の導入部分となった。
 本書の執筆に際し、内モンゴルの芸術学修士Kh.ムンフバートル氏、T.エルデムト氏、A.エルデネブフ氏の言語の知識や、13世紀のモンゴルの音楽を研究した先人の著作はこの研究の土台となった。
 元朝時代、中国のような湿度の高い環境では馬頭琴の共鳴箱の表の皮が伸びて音が狂ってしまっていた。そのため、モンゴルのハーンたちはその国の気候に合った楽器を選択し、宮廷音楽を演奏させていた。このような条件に加え、宮廷楽団の音響的特性に適合させるために、占領した国々の楽器、その奏者を自国の民族音楽と共に宮廷音楽の一部として登用し、多国籍なオーケストラを作り上げた。
 このことは楽士、歌手、踊り手たちが互いの様式から学び取り、技術を高めあい習得し、経験を共有するという。
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Yapony Bagsh

Author:Yapony Bagsh
Welcome to the world of Mongolian music! I've studied Mongolian language and musical culture in Ulaanbaatar(the capital of Mongolia) for one year. I hope you enjoy various music of Mongolic peoples.

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